IMAGINEERING DREEEAM

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日本一たのしい(当社比)スターツアーズガイド Qラインその1

「IMAGINEERING DREEEAM1401便、記事の更新を許可します。」

 

「え?なんだって?あの、プロのブロガーがいないのですが」

ー自動操縦作動

「あの、聞いてますか?私はプロのブロガーではなく、しょー3POです!」

 

茶番はここまでにしましょう笑

さぁ日本一たのしいスターツアーズガイド二回目のお時間です!

 

今回からはついにアトラクションの中に入っていきます。

 

みなさん、スターツアーズのQライン※にはエリアが分かれていてそれぞれに名前があるのはご存じでしたか?

※Qラインとは所謂待ち列のことでディズニーではQラインと呼ばれています。列を作って待つという意味の「queue(キュー)」が由来。

 

ここでちょっとおさらい。

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時系列は思い出せましたか?

つまり新ツアーズは設定上旧ツアーズより古いということを覚えておいてくださいね。

 

新ツアーズのQライン構成は

・スペースポート・アライバルホール(入ってすぐのところ)

・メンテナンスベイエリアC-3POR2-D2がスタースピーダーの整備をしてる所)

・ドロイドセキュリティ(荷物検査とかやってるところ)

・ボーディングコンコース(搭乗口)

 

旧ツアーズのQライン構成は

・ハンガー

・メンテナンスベイエリア

・ドロイドノスティックセンター(ドロイドの修理工場)

・ボーディングコンコース

・バゲッジクレーム(荷物受け取り口)

・チェックセクターZ(入国審査エリア)

 

いかがですか?

なんと旧ツアーズはライドから降りた後にも2つも要素があったんです!

※メタ的な話をしてしまいますと3Dメガネの洗浄施設を造った関係で

バゲッジクレームはなくなってしまいました。

 

今回は新ツアーズの「スペースポートアライバルホール」についてお話ししましょう!

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スターツアーズの中に入るとまず

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このような空間に入ります。

ここが「スペースポートアライバルホール」になります。

 

ちょっと話が脱線しますが、前回の記事でスターウォーズには「カノン」「レジェンズ」という設定が存在し、新ツアーズは「カノン」旧ツアーズは「レジェンズ」に属します。

実は旧ツアーズがレジェンズ設定となった為、スターツアーズ社の設定も若干の変化がありました。

旧ツアーズではスターツアーズ社はアナハイム港、フロリダ港、トーキョー港、パリ港と世界のパークに存在するスターツアーズ自体が支店のような立ち位置でした。

しかし新ツアーズではスターツアーズ社は「スペースポートTHX-1138に属する旅行代理店の一つとして扱われています。

この「THX-1138」というのはスターウォーズの監督ジョージ・ルーカスのデビュー作のタイトルになります。新旧ツアーズ両方でTHX1138は違った形で登場します。

(旧スターツアーズではQラインで「THX1138赤と白のランドスピーダー、駐車違反です」というアナウンスが流れます。)

 ※この設定はかつてはスペースポートTHX-1138に存在する旅行会社の一角だったスターツアーズ社が発展し、地球各地に港をオープンできるほどになったという解釈もできます。

 

ここはいわゆる空港の入り口のような立ち位置になります。

入るとゲストが乗ることになる宇宙船「スタースピーダー1000」と巨大なモニターがあります。

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こちらがスタースピーダー1000。

スタースピーダー1000についての詳しい解説は次回になりますが、このエリアにあるスタースピーダーは外装の色が変化します

実はこの色の変化には理由があるんです!

 

 スペースポートTHX-1138ではGTB(GALACTIC TOURIST BUREAU)に加盟している

スターツアーズ社

・エア・オルデラン社
・ベスピン・ダイレクト社
・ダントゥイーン・エクスプレス社
・ナブー・スペースラインズ社
・タトゥイーン・トランジット社

旅行会社六社がそれぞれのスタースピーダーを運行しています。

各旅行会社によってスピーダーの色が違うのでモニターに映る旅行会社のCMに準じた色に変化してるのです!

スターウォーズの映画を見たことがある方ならここでピンとくると思います。

そう、すべてスターウォーズに登場する惑星の名前がついているのです!

ちなみにこの中にあるいくつかの惑星には実際にライド中に訪れることができますよ★

 

ちょっと映画の話になりますが、エアオルデランの運行元である惑星オルデランスターウォーズエピソード4にて帝国軍の超兵器「デススター」の威力の見せしめとして惑星ごと破壊されてしまいます・・・

しかしCMでは「エアオルデラン社は帝国元老院のオフィシャルスペースラインです」と紹介されており帝国軍の非道がよくわかる演出となっています。

ライド中に建造中のデススターが見れるルートもあるので要チェックです!

 

旅行会社のCM以外にも小ネタがちりばめられています!

・SACUL工業のCM

先ほど紹介したスタースピーダー1000を製造しているという設定の企業です。

SACULを反対から読むとLUCAS。そう、スターウォーズの監督ジョージ・ルーカス(George Lucas)の倒語です(笑)

余談ですがミッキーの魔法使いの弟子に登場する魔法使いイェンシッド(Yensid)がDisneyの倒語なのと同じですね。

・ウォーカースカイ監視ネットワークのCM

SACUL工業の子会社です。

監視システムをTHX-1138に提供しておりミッキーのようなシルエットの監視カメラを紹介しています。(このカメラはドロイドセキュリティエリアに本当にあります!)

ウォーカースカイは単純にスターウォーズの主人公アナキン・スカイウォーカー、ルークスカイウォーカーのスカイウォーカーが由来だと思われます。

ILM(Interstellar Lightspeed Manufacturing)機械工業社のCM

こちらもSACUL工業の子会社になります。

ILM機械工業はスタースピーダー1000のハイパードライブを開発している企業です。

ハイパードライブって何?という読者もいらっしゃると思いますの簡単に説明したいと思います!

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これです(笑)

あのグッとGがかかる感じがするあのシーンを作るための装置です。

ILMとはIndustrial Light & Magicというスターウォーズの特殊効果などを担当している企業です。もともとルーカスフィルムが所持している会社でしたが現在はディズニーの傘下にあります。

帝国軍のCM

まず帝国軍と反乱軍って何って話だと思います。とりあえずは悪の帝国軍、正義の反乱軍という認識でOKです!(詳しく知りたい人は映画観てね)

スターツアーズの時間軸では銀河は帝国軍によって支配されており民衆からすれば「正規軍といえば帝国軍」というような認識なのです。

よって

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このような広告が放映されています。

ストームトルーパーはみなさん一度は目にしたことあるのではないでしょうか?

かつては短い期間グリしてたりしたのですがいつのまにかなくなってしまった・・・(いつでも復活していいのよ...?)

この広告が流れているときはあの有名な「帝国のマーチ」が流れているので反応するゲストが多いですね。(あのデーデーデーデーレレーデーレレーってやつです)

面白いのはストームトルーパーの募集が流れた後なのです!

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銀河のお尋ね者を見かけたら帝国軍に「もしもし?ポリスメン?」って要領で連絡してほしいというもの。

この方たちは、先ほどお話しした悪の帝国軍、正義の反乱軍の反乱軍の重要な人物ジェダイと呼ばれるフォースやライトセーバーを用いて戦う、銀河系の自由と正義の守護者です。

左から、

・レイア・オーガナ姫

ヨーダ

ギアルアクバー提督

オビ=ワン・ケノービ

という人物です。オビワン以外は皆ライド中のホログラム通信にも登場します!

ここで注目したいのが太字にしたヨーダとオビワンというキャラクター。

彼らは先ほど紹介したジェダイの騎士です。

この映像で使用されている写真はEP2のものでありEP3.5に位置する新ツアーズにしては少し古いのです。これには理由があります。

ジェダイは銀河が帝国に支配される前の銀河共和国にて大雑把に言うと犯罪者の取り締まりなどをしていました。しかし当時の共和のトップは共和国の転覆を企んでおりジェダイは策にはまり共和国の反逆者とされてしまいます。粛清を逃れたジェダイたちは各地で身を潜めました。

そして新スターツアーズの時代は銀河共和国が銀河帝国になってしばらく経った頃、すでにヨーダもオビワンも身を潜めており何十年と姿を現していない人物というわけです。なので古い写真しかないのが当然ということになります。

 

いかがでしたか?

最初の部屋だけでこんなに面白い要素がたくさんあるのです!

ツアー会社各社のCMも非常に見どころ満載なのでぜひ次のインパークの際にはチェックしてみてくださいね★

体感この部屋が一番映画を見た後だと楽しいと思っています。

 

それではまた次の更新でお会いしましょう!

Have a great flight!